かわむらの
日々

着姿にとって小物の重要性はよく言われますし、よく理解しているつもりですが、このホームページ内でもなかなか取り上げることが出来ずにいます。特に帯揚げなどは文様を楽しむこともできるので、今日はちょうどこれからの季節に活躍する夏物の帯揚げを少し取り上げてみます。

様々な装飾法がありますが、今日は刺繍での加飾に絞って取り上げます。まずは露芝を表した一品。夏物ですから色も抑えめに、涼やかに仕上げたものが多いですね。その中でもこれは比較的こってりと刺繍してあります。

暈しで表した流れに萩を刺繍で。

ホオズキ。可愛らしいです。

扇面。

千鳥。ごくごく薄いグレー地に卵色での繍い。可愛らしくも存在感のある一品です。

暈しの道長取りに萩。

千鳥。夏物の柄としても多用されますし、当店が好きということもありますが、千鳥柄は非常に多く在庫しています。今回、この撮影のため出してみて改めて気づきました。今後ほかの装飾で紹介する時にもたくさん出てくるでしょう。逆に千鳥縛りで紹介しても良いくらいかも。

小物紹介、また時々やりますね。