かわむらの
日々
帯合わせ
十五夜コーディネート
本日9月21日は中秋の名月、十五夜さんですね。当地富士宮の今夜の天気は雨の心配はないものの、お月様がきれいに見えるかどうかは微妙なところみたいですね。
旧暦の8月15日に当たる日が十五夜となるため、必ずしも満月と重なるわけではないそうです。今年は実に8年ぶりに満月の十五夜を迎えるそうで、そんなことを聞くと是が非でも見たくなってきますね。晴天を願います。
そんな日を記念して、店頭も十五夜コーディネートにしてみました。
醒ヶ井の訪問着にフジモトの塩瀬染帯。秋の宵の空と名月をイメージした組み合わせです。ここ数日間飾っていましたが、多くの道行く皆さまからお褒めの言葉をいただきました。
醒ヶ井さんの一品は、文様部分に輪奈ビロードを施してある丹後の紋意匠の生地(絵羽)に、暈し染をかけたものです。いわゆる無地感覚であり、本来は季節も問わないものですが、こうしてみると秋の雰囲気を感じますね。
フジモトの丸文は正に今日を待ち構えていたかのような一品ですね。二点とも商品紹介ページにも上げてありますから、そちらも参照いただけたら幸いです。
本来は季節を問わない柄同士ということもあり、春になったら朧月夜なんていってこの組み合わせを登場させるかもしれませんが、そうしたら皆さんツッコミを入れてください。
その前にお嫁入りしてくれるのが理想ですが。