かわむらの
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七五三 帯
コロナは着物を着る様々な機会を奪って行きましたけれど、七五三という行事は比較的影響を受けなかったというか、逆に見直された感があるような気がしています。
家族単位での行事なので密集することもなく、パンデミック下で子供の安寧を願う気持ちの高まりもあったのではないかと分析する人もいますが、とにかくコロナになってから七五三関連の相談をいただくことが格段に増えました。
結果として関連品の品揃えが薄くなってきたので、今また集めている最中です。昨日は七歳向きの帯を入れました。
需要の高まりを肌で感じつつも、生産の減少はつぶさに見せつけられますね。前回の仕入れから少し間が空いただけですが、良品を作ってくれていた機屋さんが非常に少なくなっています。
良いものを着させてあげたいと願うお客様は増えてきている、と感じています。産地の皆さんも諦めず、良いものづくりを継続していってほしいと願う昨今です。そのためにも私たちが努力しなくては、ですね。