かわむらの
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甥っ子の三歳祝い
明日は甥っ子が三歳のお祝いをします。十一月も末になり、お客様の七五三がほぼ終わったタイミングを待ってのお祝いです。
これが衣装。産まれた時のお宮参りの掛け着を肩揚げ、腰揚げし、袖を作って着用できるようにカスタマイズすることで、三歳用の祝着になります
袴も三歳用の小さいサイズを用意して。最近では男の子にも被布を着せるケースが増えてきました。当店でも用意してありますが、確かに人気があります。三歳ならではの可愛らしさが出るのでおすすめなんですが、今回うちの甥っ子には袴を選択しました。
産まれた時に選んだこの一つ身、徳川家康の兜を背に織り出した御召地です。産土神様である富士山本宮浅間大社に縁があり、尚且つ天下統一を成し遂げた偉大な人物にあやかり、立派に成長してほしいという祖父母の思いを込めて揃えた着物なので、やはりその部分を前に出したいんでしょうね。七五三って、やはりそういう思いが込められた行事ですよね。
ちなみに、ここにも入っている我が家の家紋「桔梗」は、明智光秀の紋でもあります。そこはそれ…と言うことで。明智さんも立派な武将さんでしたものね。