かわむらの
日々

帯合わせ

竹林に蛙

新緑が眩しい季節になってきました。気温も上がり、生き物の動きも活発になってきます。先日、早くも蚊に刺されたのには驚かされましたが、人間も動物も活動しやすくなってきたことの証だと思って我慢しました。

今日は、この季節らしいコーディネートを。

濡れ描きで描いた竹の小紋に、ちょこんと表された蛙が印象的な九寸なごや帯。

画像では分かりにくいかもしれませんが、地紋も竹です。そこに刷毛や筆で直接描いていっていますが、何となく制作時の様子が浮かんできそうな仕上がりだとは思いませんか?瞬間芸的な要素を持つ、そういった意味から唯一無二の作品と言うことが出来る一品です。制作者は醒ヶ井。

芽柳に蛙。制作者はフジモトです。この、ちょこんと座った蛙の姿が気に入ってしまい数点描いてもらったうちの最後の一点です。薄ものの郷野紬を地に選び、単衣から夏を楽しんでもらえる表現をしてもらいました。

ハラ文です。季節を表現した爽やかな着姿が期待できます。個性的過ぎると思われる方も多いかと思いますが、身に纏ってみると意外に落ち着いた感覚ですよ。

©呉服のかわむら