かわむらの
日々
帯合わせ
フジモト小紋と読谷山花織なごや帯
肌寒い日が続いていますが、この中にも少し春の雰囲気を感じられるようにもなってきました。事の良し悪しは分かりませんが、首都圏以外の緊急事態宣言は間もなく解除されるようで、当店の主な取引先が集まる京都の方からも安堵する声が聞こえてきます。明るい春に向かってくれると良いですね。
今日はこちらの組み合わせを紹介します。
フジモト制作の小紋に、比嘉恵美子さんの読谷山花織九寸帯をのせてみました。
合わせるのに深い意味は特になく、敢えて言うなら題材が南方系繋がりというくらいですが、深みがあって格好良い組み合わせになったと思います。現在、やや誇らしげに展示中。
春に向けてやや明るさが増してきた証なのか、今月は小紋と付下げにご注文いただくことが多くなってきました。「お出かけ」という言葉が憚れるようになって約一年、選んでいただいた品々が早く陽の目を見る機会に恵まれることを願います。