かわむら呉服店について
かわむら呉服店について
当地富士宮は全国に1300社を超える浅間神社の総本宮 富士山本宮浅間大社の門前町として発展しました。また、古来より東海道の奥座敷として時々の風流人たちにも愛され、かつては百人を超える芸者さんたちが在籍する花街としての性格も有していました。
戦後の混乱が落ち着きを見せはじめた昭和27年5月、富士宮市本町通りに当店は開業しました。以後、変わらず同じ場所で商いを続けております。
初代の祖父実雄、二代の父俊介、そして私に繋がる三代の間、ずっと変わらず継承されてきた約束事があります。それは「一点、一点を大切にする商い」
商品を委託で揃えることをせず、一点一点を吟味し必ず買い取りで仕入れます。また、作り手との直接の取引が多い近年では、当店の好みを反映したオリジナル制作も増やしています。
時代は大きく変化し続けていますが、私達はこれからも日本の美意識を継承し、上品で粋な着姿を提案していこうと思っております。