かわむらの
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燈芯あしべ織汗取肌着
最近の日本では毎年猛暑になりますし、一年を通して暑いと感じる日が多くなってきています。普段から着物を着て生活している方々は、それぞれに工夫を凝らして様々な問題に対処していることと思います。
暑さから起きる問題として大きなものに汗がありますが、汗対策として何と昭和初期から支持され続けているアイテムがあります。それがこちら。
軽量にして非常に高い吸水性を誇る「燈芯あしべ織汗取肌着」
い草の表皮を除いた髄の部分は油を染み込ませて火を灯すのに適した素材で、古くから燈芯として活用されてきました。この「染み込む」作用に目をつけ、汗取肌着に転用したのがこのアイテム。上記したように、昭和初期の開発から何度かの改良を重ねて現在まで多くの着物ユーザーから支持され続けています。
当店のお客様にもファンが多く、定期的にお声がかかります。夏用品とはいえ最近の新素材のように冷感を謳うというわけではなく、あくまで汗取りに徹した機能ですね。汗を外に移さないという機能に関しては、現在次々に出てくる新商品と比してもそれらを押し退けるだけのものがあるのですね。
夏以外の季節でも補正肌着として活用できます。安心の国産素材と伝統技術(多分に漏れず高齢化が進み、継承が危ぶまれているようです)という面も頼もしいですね。おすすめアイテムです。