かわむらの
日々

着物

アイスコットン長襦袢とビーズ半衿

梅雨らしい蒸し暑さが戻ってきましたね。今朝は間違えてヒートテックの下着を着てしまい、ただでさえ暑がりなのにひどい目に逢ってしまいました。

これから暑さは増していく一方でしょうから、着物ライフに於いても対策が必要になってきますね。当店がおすすめしている一例を取り上げます。

先日紹介したアイスコットン長襦袢にビーズ半衿を付けて。体全体はアイスコットンで放熱してもらい、首筋はビーズの冷感でより爽やかにという考え方です。ビーズ半衿はその重さを嫌う方もいますが、それが気にならなければ夏には最高のアイテムですね。

襦袢地についてもアイスコットンに限らず、麻の半襦袢と麻の裾除けを採用する方や、下を麻ステテコにする方など、人により多様な対策がありますね。

そもそも着物の形状も、蒸し暑い日本の気候に対応するなかで完成されていったと言われます。温暖化が叫ばれ暑さを感じる期間が年々長くなっていき昨今、快適に過ごすための工夫はますます大事になって行くのでしょうね。

お客様から色々なお話を頂いて、色々なことを考える時間も楽しいです。今後も様々な課題を頂ければ幸いです。

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