かわむらの
日々

着物

七五三の季節

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、彼岸を迎えてもなお気温の高い日が続きます。なかなか夏の衣装をしまうこともできず、店のエアコンを止めることもできず、季節感がなぁ~と感じてしまいますが、店内は季節を感じる品目が前に出始めております。

七五三関連ですね。コロナ禍に入った昨年、人の集まりが軒並みなくなっていくなかで、当店周辺では七五三だけは行う人が逆に増えたように感じました。当店周辺のみならず、全国的にそういう流れがあったようです。考えてみればほぼ家族単位の行事ですし、注意すれば感染の危険性も少ないですしね。不安の多い世にあって節目をしっかり祝うことで健勝を祈願するという気持ちもあるでしょう。

今年もその流れは続き、七五三関連品にお声が掛かることが多いです。このホームページを介して、他県の方から問い合わせをいただくことも非常に増えてきました。

(男の子用の被布。最近特に注目を集めているアイテムです)

当地に鎮座する富士山本宮浅間大社の御祭神である木花咲耶姫命は、炎のなかで出産したという神話から「安産の神様」と言われています。なので安産祈願の参拝は非常に多いのですが、その後の子育てにも間違いなくご利益があるでしょう。また、全国津々浦々にご鎮座しておられる神社でも「家門高く身健やかに」が常に祈願されていることだと思います。

まだまだ不安な時代は続きそうですが、自分たちの歴史や伝統に根差した文化や習慣を見直してみることで、心の面から安寧を得て揺るぎない気持ちを持って進んでいきたいものです。

皆さまに語ると共に自分にも強く言い聞かせております。

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