かわむらの
日々

既に本年の営業はスタートしましたが、曜日の関係ですぐに定休日となり、それが明けた今日が実質的なスタートとなります。今年も宜しくお願いいたします。

大晦日の投稿と同じ場所から撮影した元日朝の富士山。スマホカメラなので上手に写せなかったですが、赤みを帯びた優しいお姿が印象的でした。これまでの二年間とは違う、気持ち的に穏やかな一年となってくれることを望みます。

年明け早々、コロナ感染者の増加が報じられています。感染力の強い株への置き換わりが進んできていることが主な原因のようですが、感染力の強さの代わりに症状は軽いという可能性も報じられていますね。報道でもこれまでとは少し違い、感染者数だけでなくその内容をよく見ることが大事だと、多くがそういうニュアンスで伝えてきているようにも感じます。

メディアとコロナの話に入ると様々なご意見があると思いますので、深入りはしないようにしますが、「内容をよく見る」という意識は何事にも通ずる大切なことだなと、年始から再確認させてもらいました。表層の数字や現象に一喜一憂することなく、流されることなく落ち着きを持って進んで行きたいものです。

これは生活全般に言えることですが、商いに於いては特にです。世間の流行りや時代の流れをキャッチすることが大事なのは大前提として、当店にとっての「内容」はいかに目の前のお客様に喜んで頂くかです。業界的にもこれからまた色々な動きがあると思いますし、今までとは当然変わってくるものがあるとは思いますが、そういうものに一喜一憂することなく(憂ばかりかもしれませんが)お客様との関係を大事に、お客様の声をしっかり聞きながら進んで行きます。言葉にすると当たり前のことであり、わざわざ記すほどのことではないような気がしますが、若干ぶれやすい自分に対する戒めのためにも、年初の投稿に残しておきます。顧客の皆様、ぶれてる様子が見られたら遠慮なくご指摘ください。

今年も和の魅力、着物の楽しさを多くの皆様にお伝えするべく努力して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。