かわむらの
日々
帯合わせ
付下げの最新作
新学期もスタートし、新たな場所で新しい生活を始めている方も多いことでしょう。移動などがない自営業にとっても、この時期の雰囲気は他と違うものがあるように感じます。
今日はちょうど昨日上がってきた一品を紹介します。
村山刺繍さんからの最新作、裾暈しを背景に牡丹唐草を刺繍で表した付下げです。
何と言っても、大胆にして繊細な繍い技が一番の見所ですね。個性的で迫力のある表現ですが、飽くまでも上品にまとまっているところが流石です。
しゃれ物感覚からセミフォーマルまで、幅広く着用できます。
帯合わせを一つ。梅垣織物の袋帯「紋紗布目地文」をのせてみます。
具象的でない同系色に逃げているという謗りを受けそうな気もしますが、全体の雰囲気をまとめつつ幅広い着用を目指すという点から最適なチョイスかなと思います。
新学期に合わせたわけではありませんが、新作がこれからも上がってくる予定ですので、こちらでも随時紹介していきますね。