かわむらの
日々

着物

浴衣が好調です

コロナ感染状況の落ち着きがはっきりしてきて、今年は夏のイベントが次々に復活してきています。今日からはお隣の富士市で吉原祇園祭が開催されますし、例年8月に行われている当地の御神火祭りと宮踊りも3年ぶりに復活します。

そうなってくると、今や夏の定番衣装となった浴衣への引き合いが強くなってきますね。「来月の⚪⚪の日に着たいのですが間に合いますか?」なんていう問い合わせと共に、順調に注文をいただいています。

(新粋染)

実は当店、コロナの流行が始まった一昨年も浴衣が意外な売れ行きを見せて驚いたものでしたが、当然ながらその利用法は家時間向きのものでした。「時間がたくさんあるので、浴衣生地を使ってハンドメイドを」とか、「せめて家にいる時間の気分を変えるために着てみよう」という理由で買われていく方が多かったです。中には、家事をするために襷掛けのやり方を教えて欲しいと言って来られたお客様もいました。

(優華壇)

その度に、「早く気兼ねなく着ていけるようになるといいですね」と言っていたものですが、今年はようやくその時を迎えられそうです。今から夏が楽しみですね。

(浜松注染)

個性的で質の高い浴衣がまだまだ数多く揃っています。急ぎ仕立てにも対応しますので(和裁士さんたちからは文句を言われながらも)、お探しの方はぜひ当店もご覧ください。

 

 

 

 

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