かわむらの
日々

着物

京繍いの染帯 吹寄せ

今年は三年ぶりに当商店街の夏祭り「本町七夕祭り」が開催されることになり、商店街では今、七夕飾り制作が佳境を迎えている状態です。

コロナの状態が気になるところではありますが、皆で充分に気をつけながら楽しい祭にしたいものですね。

 

店の方では季節がまたひとつ進んでおります。村山刺繍さんからつい最近上がってきた一品。

京繍いで表した吹寄せ。秋風に舞う落ち葉の一瞬を捉えた秋の文様としてお馴染みですね。

こってりとした刺繍の仕事が見所です。

染下地に金通しの生地が選択したことにより、前に出すぎない金の光が全体の映りに上品な重みを加えています。カジュアルからセミフォーマルまで幅広く合わせられるでしょう。

(ハラ文)

この秋向きの個性的な染帯が次々に上がってきています。自分で見ていても面白いもの揃いです。ここでも順次紹介していきますが、店舗の方でもぜひご覧ください。お気軽にどうぞ。

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