かわむらの
日々

帯合わせ

梅は後から

少し前の投稿で刺繍の羽織を取り上げましたが、これがなかなか好評で、年末に向かうなかで年内の納品が難しくなりそうな状況になってきています。嬉しい悲鳴です。

こちらは、刺繍の羽尺たちと同時に入れた染の着尺。羽織向きにと思い仕入れましたが、上述したように羽織の仕立てが詰まってきているので小紋として提案します。お客様ファーストでなくて済みません。

と言うわけで帯合わせはこちらを。フジモトの染なごや帯「若松」

やや短絡的の謗りは免れないでしょうが、松竹を集めてみたの図です。梅まで揃えてしまうと興ざめなので、それは襦袢に忍ばせましょう。

この時期になると、来春の新年会に向けて何か一枚というお声が掛かります。コロナへの受け止め方が変わってきた今年は、そういったご相談も増えてきました。しっかり対応すべく、いま色々と準備中です。

©呉服のかわむら