
かわむらの
日々
帯合わせ
北川更紗と貴久樹の象
師走に入り、冷え込みもこの季節らしく深まって参りました。その季節らしい気候になるのは歓迎すべきことなんでしょうけど、寒さはやっぱり辛いですね。年々体に堪えるようになっています。
先日は久しぶりにやや大きめの仕入れをしました。時期的に振袖などフォーマルが中心だったのですが、しゃれ物も少し入れてきています。今日はその中から一品取り上げます。
貴久樹の八寸帯です。オリエンタルな雰囲気で通ずる北川のカチン摺り更紗にのせてみました。
「カワイイ」とお声をかけていただけそうなモチーフですが、打子刺繍のボリューム感、それに裏打ちされた存在感は大きなものがあります。
こちらハラ文。
南蛮渡来も日本の伝統的文様の一つ。ご先祖様たちも大いに興味を持って楽しみました。そう考えると、よりまた深みを感じますね。