かわむらの
日々

着物

美術サロンという名の浴衣

いよいよ世の中はゴールデンウィークに突入しました。期間中のお天気は気になるものの、実に久しぶりに制約のない大型連休を迎えます。皆さんのお気持ちも自然と上がっていることでしょう。

連休と全く関わりのない自営業者でも、テレビに映る連休のお出かけに関する情報を見ながら心躍らせております。当地富士宮でも、浅間大社の流鏑馬祭を始めそちこちでイベントが開催される予定ですし、移動はしなくても楽しめるので期待しているところです。

さて、今日はこんな一品で。

京都丸紅から出ている浴衣のちょっと高級バージョン。その名も美術サロンというブランド名です。

地は綿紅梅なんですが、質感としては絹紅梅にも近い柔らかな感覚ですね。染も板場の仕事のようで、より複層的な表現になっております。夏小紋的な着こなしもできそうですね。

この流水に金魚を始めとして、複数反揃えてみました。いずれも個性派です。復活してきそうな夏のイベント向きに、また、夏のお出かけ向きの一枚としてお勧めします。

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