かわむらの
日々

着物

振袖 桶絞りの熨斗目文様

雨の多い季節になってきました。なんだか今年は、気温の上がってくる今頃の季節に体調を崩す方が増えているみたいですね。インフルエンザも季節外れの流行の様相を呈していますし、コロナの数年を経て色々なことに変化が起きているように感じます。

今日の「かわむらの日々」も、最近入荷した品から一品紹介します。

絞りが主役の振袖です。染の醒ヶ井から入荷しました。

桶絞りで熨斗目文様を全体に展開し、鹿の子や刺繍、金彩で加飾した、とても京都らしい豪華な一品です。

前回ここで取り上げた染め分けの一品と同様、新しく作ったものではなく醒ヶ井さんが以前から持っていたものです。なぜ今になって当店のものにしたかと言うと、他にないから。もしくは非常に少ないから。

当店は振袖に対しても他の着物と同じ販売方法を取っています。レンタルであったり写真スタジオ併設はもちろん、パンフレットを撒いて勧誘することもありません。扱っていないのではないかと思われる方もいたくらい地味にやってきましたが、パンフレットなどには載せられないような一品一品の品物を扱ってきています。

最近そう言うことが分かる人には分かるようになってきたのか、振袖のお客様が目に見えて増えてきました。そうすると所有する振袖が減ってきますので、振袖を重点的に探していたわけです。

染め分けの一品は個性派ですが、こちらは王道的な顔つきですね。いかにも振袖らしい、安心感を持てる一品です。

大量に送られてくるパンフレットに辟易しているという方は、当店を一度ご覧ください。ひょっとしたら探している理想の振袖に出会えるかもしれません。

©呉服のかわむら