かわむらの
日々
着物
一反から二枚 子供の浴衣
8月も最終日を迎え、本来ならば秋の気配を感じる投稿をしたいところなのですが、日差しの強さや気温の高さは変わることもなく、今年はまだまだ夏が続いているようです。
そんな雰囲気を反映して、今日は夏向きな投稿に戻ってみます。
少し前に行われた地元幼稚園の夕涼み会に参加した、うちの甥と姪の姿です。一反の浴衣地から四つ身と三つ身の二枚を作りました。
新粋染の東京本染。本来は男女どちらにも向きそうな抽象柄を選ぶことが多いのですが、今回はうちの子ということでネタ的要素も含めてこんな柄にしてみました。
子供の成長具合にもよりますが、揚げを下ろしたりしながら向こう数年は楽しめます。うちの娘と息子の場合、ともに幼稚園時代から小学中学年まで着られました。
こういったご注文は年々増えています。買う時には少々高額ではありますが、着用期間の長さと着姿の良さは既製品の比ではなく、とても好評です。特に下の子は、上の子が四つ身を卒業した後にそれを受け継ぐことができるので、着用期間はさらに長くできることになりますね。
今回のうちの甥姪の場合、2歳にしてお洒落に強いこだわりを見せはじめているこの姪が、ひょっとこ柄をいつまで受け入れてくれるかというのが問題ではあります。来年には「嫌だ」とか言い出しそうで、そこが少し心配です。