かわむらの
日々
帯合わせ
いよいよあの日ですね
今日はクリスマスイブ。子供の頃はこの日を指折り数えて待ったものですが、大人になった今や全く待ち遠しくないイベントになりました。むしろ一年のゴールをいよいよ意識させられる、胸突き八丁のイメージです。やり残したことがまだまだあるはずなのに、もうここまで来ちゃったかと改めて焦りを感じる日なのです。
まあ、子供達にとっては嬉しい一日ですね。宗旨が浄土真宗であることは一先ず置いといて、人並みに今日を楽しもうと思います。
今日はこんな組み合わせを。
毎年この頃になると登場させている西陣まいづるの九寸名古屋帯を、今年は菱健の小紋と合わせてみました。
飛び柄の刺繍で表した華紋を、雪の結晶に見立てたの図です。ちょうど帯の中では雪が降りしきっていますので。
こちらはハラ文。毎年言っていることですが、この帯、いちばん上のトナカイ部分を隠したらただの雪景色で行けないものですかね。冬を通じて使えないかな、などと思ったりもしますが、やはりクリスマスを祝う帯として贅沢に締めてもらうのことに意味があるのでしょう。