かわむらの
日々

帯合わせ

久留米絣にすくい織八寸帯

3月に入り、多少天気が悪い日が続いておりますが、気温が少しずつ上がるにつれお出かけする機会も増えてきているのではないでしょうか。自分自身もそうなってきていますし、店に来られるお客様からもそんな話を多く聞けるようになってきました。

式典などのフォーマルな場所もありますし、今年は遊びに行くのに着物をという方も目立ってきました。自然、カジュアルな着物への引き合いも多くなっています。

今日は木綿の着物の代表格、久留米絣を紹介します。

相方として植山正織物のすくい織八寸帯「吉祥菱形文」をのせています。古典的な菱形文様をモチーフとしながら、なかなかに現代風な顔つきをした一品です。こういったカジュアル使いの時にはおあつらえ向きの感覚だと以前から思っていました。

「古典なのに現代的」なのは、どちらにも言えることですね。久留米の方の色使いもなかなかです。

知らない方も意外に多いということに最近気づきましたが、当店は木綿や洗える着物の取り扱いもしっかり行なっています。価格も良く研究して抑えめにできていると思いますので、カジュアル好きな方もぜひ覗いてみてください。

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