かわむらの
日々

陳列してあった中で、お客様から驚かれた組み合わせがあります。

もう何度かここでも登場しているもの同士なんですが、夏向き合繊素材のセオα地に刺繍した付下げに宮岸織物の麻八寸帯の組み合わせ。正絹でないのに、ある程度よそ行きな顔つきをしていることに驚かれます。

最近では、合繊メーカーの方でも付下げや訪問着などセミフォーマル的なアイテムを鋭意制作してきます。特に夏場のお出かけの場合、それがありがたいシーンもかなりあるようですね。喜ばれております。

先ほどの組み合わせの上に、紗の着尺を合わせてみました。もちろん、こちらもシルック素材です。これで紗羽織か紗コート姿も完成。なかなか立派なお出かけ着です。

こういったところで取り上げる機会が少なかったこともあり、当店では洗える着物を取り扱っていないと長年思っていたというお客様がいました。踊りなどの習い事をされているお客様も多いので、洗える素材も積極的に扱ってきているのですけどね。

それ以外にも、着物に関することなら幅広く扱っておりますし、メンテナンスのご相談も常時受け付けております。やはり発信しないといけないですね。反省しつつ紹介してみました。