かわむらの
日々
帯合わせ
となみ織物九寸名古屋帯 更紗
6月です。日差しも明るさを増し、気温も段々と上がってきています。当店の看板に巣作りした燕たちにも無事に子供が孵り、店の前が賑やかになりました。梅雨入り前の良い季節です。
この月初は京都へ仕入れに行ってきまして、今はその見分け品が次々に届いているところです。小物中心の仕入れでしたが、着尺や帯なども少しみてきました。今日はその中から一品紹介します。
となみ織物の九寸名古屋帯、更紗文様。千切屋の付下げに乗せています。
メジャーな帯屋さんですからバリエーションはもともと豊富ですが、ちょっとらしからぬと思う感覚ですね。違うメーカーのものみたいな。でも、発色がよく存在感のある帯です。
明るめのコーディネートで、それこそかわむら呉服店らしからぬと言われてしまいそうですが、最近わりと多い感覚ですよ。セミフォーマルに向く名古屋帯という最近の注目アイテムとしてもおすすめです。
その他、九寸や八寸の名古屋帯を多めに揃えてみました。折を見てここでも取り上げていきますが、ぜひ店頭でもご覧ください。