かわむらの
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袴地で作る小物
十一月はイベントが多い月です。当地では、最も大きな浅間大社の大祭をはじめ週末ごとに祭がありますし、海の向こうの大谷くんの活躍があったかと思いきや、こちらでは我が家の贔屓球団横浜大洋ホエールズの下剋上日本一もありました。
そんなわけでこちらの更新が遅れたという言い訳をしているのですが、それでなくとも先月末から今月初めは何だか慌ただしく過ぎていきました。
今日はそんな間に受けたご注文を紹介します。
袴地で作成した小物入れ。とある会社の新製品を入れるのに、「和の雰囲気」、「高級感」を感じさせる仕掛けが欲しいという相談をいただき、その答えとして作らせていただいたものです。
当店では、男の子の七五三に黒紋付羽織袴姿を所望されるお客様がいらっしゃいます。当然ながら袴も正絹で対応させていただいていますが、お子様のサイズでは共で小物等を仕立ててもある程度は残布が出ます。
耐久性も高い生地でもありますし、それを使っての小物作りは以前から取り組んでおります。
最もポピュラーなところでは、男物の合切袋。
元来の男物ですから、男の持ち物には確かに相応しいですね。和装と洋装とを問わず好評をいただいています。
この他、女性物としての大きめバッグなども作りましたが、これも好評いただき今は欠品中です。また出来上がりましたらこちらでも紹介します。
呉服屋では着物や帯を誂える以外に用事がないと思われがちですが、以外に幅広いことも取り組んでいるという一例を知っていただきたく、こんな紹介をさせていただきました。