かわむらの
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撫松庵長襦袢 古地図
今日からお休みという方も多いのでしょうね。街を歩いていても何となく歳末の風景になってきているような気がします。具体的には、①帰省してきたらしき他県ナンバーをよく見かける ②お飾りなどを手に歩く人をよく見かける ③富士山女子駅伝に参加する女子大学生ランナーが走る姿をよく見かける
特に③はここ10年くらい前からの当地での風物詩となっています。走る女の子の姿を見つけては年末を感じる。言葉の取り用によっては変なおじさんと思われてしまうかもしれませんが、富士宮市民としては多くの人が首肯するあるあるだと思います。
そんな、今年も押し迫った今日この頃ですが、そんな時期にも働き者の取引先が訪れて、令和6年最後の仕入れを行いました。今日はその中から一品ご紹介します。
撫松庵の長襦袢地、柄名は江戸古地図。
撫松庵ですから当然、洗えるポリエステル素材。楊柳に織られていてやや厚めの生地なので、長襦袢としてより違う利用法をおすすめすることが多いシリーズです。
過去に色々な柄を扱ってきましたが、素直に長襦袢で仕立てた方はいなかったんじゃないですかね。羽織やコート、それから洋服にしたりと、多様な楽しみ方をしてもらっています。意表をついた感覚ですけど色数が少ないので、意外に落ち着いた雰囲気に仕上がるかもしれません。
男物の羽織にしてもアリかなあ、なんて思いもありますが、下手をすると昔よく見かけた新聞生地をプリントしたシャツみたいな感じになるかもという危険も感じ一歩が進みません。お値段的にはかなりリーズナブルに作れますので、どなたか試してみませんか。