かわむらの
日々
帯合わせ
疋田の梅 塩瀬染九寸帯
朝晩の冷え込みがきつくなってきましたね。布団から出るのが億劫になってしまってます。
一年も終わりが近づき、取引先さんたちと今年の総括をしたりするのですが、なんと言っても夏の暑さと長さに尽きるねという結論になりました。対策としては、暑い時期を少しでも快適に過ごせる着物の開発と、寒さがやって来る今からの季節に如何に素敵なものを提供できるかということでしょう。
そんな話の流れから、今日はこんな組み合わせを紹介します。

主役は当然ながら梅文様。松寿苑の制作になる一品です。

摺り疋田の精緻な仕事と鮮やかな胡粉の白が印象的。限りなく白に近い乳白色の地色が、雪の情景を暗示しているようにも感じさせます。

縞の小紋の制作がどこだったか失念してしまいました。帯を主役に引き立て、キリッとした着姿を演出するナイスな存在です。

こちらハラ文。新年会向けなどにいかがでしょうか。