かわむらの
日々
帯合わせ
暁けの桜
昨年の春から、日課として早朝のウォーキングを行っております。寒い時期には早起きも辛く、ついついお休みがちになっていたのですが、最近は気温も少しずつ上がってきたのでまた再開しました。加えて、桜の開花が確認できるようになってからは、より楽しみが増してモチベーションも自然と上がってきています。
まだ暗いうちから歩き始め、だんだんと周りが青みを帯びてくる情景の中に花をつけた桜の姿が浮かび上がる様は、なんとも言えない美しさがありますね。日本に生まれた有り難さを感じる瞬間です。
そんな感動そのままに、店内入口の陳列を変えてみました。現在こんな感じです。

まさに前述したような雰囲気を表現した振袖。同時に揃えた黒地の桜を「夜桜」に例えたのに対比して「暁けの桜」と命名した一品です。相方には、となみ隆さんの紹巴袋帯を合わせました。

すべて刺繍での加飾。刺繍ならではの重厚さと、明るい若々しさも感じられる仕上がりです。

細かな表現が見どころの、となみさんによる紹巴。出過ぎない程度に桜モチーフも含まれているところがポイントです。流れのある柄表現も、振袖の雰囲気によく沿っています。
やがて桜も盛りを迎え、それが過ぎれば夏も間近に感じられるのでしょう。一年が過ぎるのは何とも早いものだなと、最近とくに痛感させられますね。それでも、明るさを増していくこれからの季節は楽しいものです。お出かけにも適していますし、ぜひ皆様にもお楽しみいただきたいものです。和装と共に。