かわむらの
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着物

GW明けは男物

皆さん、今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?当店は例年と変わらず、休みとは関係なしの通常運転でした。富士宮に初夏を告げると言われる流鏑馬祭も縮小開催で、流鏑馬の奉納や連行は取り止め、祭儀のみでの斎行となりました。

うちの長男も稚児として参加する予定でしたが、それも中止。家族中で残念がっていたところにそれとは別の知らせが届きました。父が氏子代表に選ばれ、祭儀に参加せよとのお達しです。なんたる光栄、大喜びで参列させていただきました。

向かって右がうちの父です。映えあるお役を無事勤めて参りました。この5月5日は水曜日。通常祝日は定休日であっても開店するのですが、家族でこの日を祝うため休みにしました。祝日だから開いてるかなと訪れてくれた方もいたようで、たいへん申し訳ありませんでした。

ゴールデンウィーク明けは男物を特集します。着物男子なる言葉も生まれているように、着物に興味を持ってくれる男性が増えてきています。成人式に自分の着物を誂え、金ピカ羽織袴集団(だいたい問題を起こす)と一線を画した姿を披露するという方も多いですね。当店は昔から男物の取り扱いが多く、小物も含めてかなり揃えている方だと思いますが、特集に合わせて更に集めてみました。一例を。

西陣御召。この手は当店の和裁士さんたちも感嘆する生地質の良さで、当店がいま最もおすすめしている品です。アンサンブルにもツートンにも対応できるよう、一色二反ずつ揃えてあります。

染の物でも男向きを揃えました。羽織を作って着姿を変えるのも面白いですね。

米沢の紬袴。色数も多くお得に揃ったのでご紹介。

合切袋や草履、角帯など、小物の新作も集まっています。お気軽にお声かけください。

 

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